活動報告(2022年度)
2022年7月28日 練馬支部 7月例会
今回の登壇者は、現在、同友会の多様性委員会の委員長も務められ、ボーダーレスキャリア株式会社の代表取締役として若者の就職支援事業を行っている高橋大和氏。『振り返ったら、後ろに誰も…いなかった!』という衝撃的なタイトルで経営者として葛藤や悩みを赤裸々に語っていただきました。高橋さんは、現在、生きづらさや障害を抱える若者の就職支援事業というソーシャルビジネスをビジネス化し実践しています。仕事の中で大切にしていることは若者の「個」と向き合うこと。そして、就職に至るプロセスの中で若者が成長し変化していくことを感じているそうです。人と人の出会いをとても大切にされています。今回のお話の中で最も印象的だったのが、経営指針成文化セミナーを卒業後に起業家から経営者へと変化しようと決意し実行すると、社員さんから辛辣すぎる反発が返ってきたことでした。そんなとき、高橋さんは突破口を求めて同友会の経営者の方々に会ってまわり、「自分に正直に。今の自分にできることをやるしかない。」と気づいたそうです。そんな高橋さんの苦悩と葛藤の歴史を聞いて、同じく就職支援事業を営む私はその葛藤に強く共感し勇気をもらい、組織のリーダーとしての自分の課題にもつまずきながらも前向きに取り組んでいこうと決意することができました。高橋さん、ありがとうございました!
ねりま若者サポートステーション 大内佳和氏
2022年6月13日 練馬支部 6月例会
練馬支部 都丸です。先日6月13日に開催した6月例会も、学び深い大盛会になりました♪会社に育ててもらったという大垣氏は、経営者は人事がすべて、ヒトは経営者が生かさなくて誰が生かすのか、ご自身もすべてを自分事として社員と向き合っていると当然のように仰っていました。経営陣にもはっきり提言するときは、それが会社のためになっているかどうかだそうです。最後の、会社が50年100年続くようにすることが私の会社への最大の恩返しという言葉が印象的でしたし、ここまで会社を愛してくれる幹部社員が育つ企業があることに、羨ましくも刺激と励みになりました。グループ討論も活発で、座長のまとめでグッとしまり、素晴らしい例会になりました。大垣さん、ありがとうございました。運営の皆様もお疲れ様でした♪
ディーエスピー株式会社 都丸中氏
2022年6月13日は、株式会社KSPの大垣広太さん(墨田支部・青年部部長)からお話を伺いました。KSP社は、施設警備やイベント警備等の警備全般を事業内容とする会社です。アルバイトとして入社してから約20年間のうちに、創業者から三代目までの事業承継を目の当たりにするとともに、自身も隊長、支社長、取締役と役職が変わるに連れて、経営者としての自覚に目覚めていく様子が如実に語られました。特に、歴代の社長、部下、取引先といった様々な人との関わりを経る中で、経営理念を軸とし、また、それを体現することの重要さを学ぶことができました。
菊間龍一氏
2022年5月23日 練馬支部 5月例会
㈱メステックの柿沼社長の経営体験を聞かせていただきました。
二代目という立場で、職人気質な社員さんたちと、問題解決に奮闘して成果を出されている姿に、とても感銘を受けました。優しく淡々と話されていましたが、大変なご苦労があったことは想像ができました。目の前の課題から逃げずに、一歩一歩PDCAを回していくことでしか結果は出ないのだと、改めて教えていただきました。
砂畑事務所 砂畑充伸氏
2022年4月21日 練馬支部 総会
単なる災害想定のBCPではなく、昨今のコロナ禍、ウクライナ危機といった事象が、自社商売の継続(BC)にどう影響するか等、今まさに中小企業が考え行動すべき気づきの出発点となりました。日本人は、なんとかなる意識で「頑張る」ことしかせずゆでガエルとなり倒れることが多い。記念講演の細坪信二さんのお話は、仕事の復旧を目指すのではなく、常に最悪の状態を想定してネットワーク連携やDX化を図る。 SWOT分析した自社の弱みの克服に活路があるという。理念経営を謳う同友会の会員こそがそれに備えたら鬼に金棒の組織になるとエールを送ってもらった講演でした。
光栄商事株式会社 内田勲氏
2022年4月19日、年に一度の練馬支部の記念講演の講師は細坪信二氏でした。BCPの概念のついてのお話をして頂きました。いかなる状況に見舞われてもBCPの融合を追い求めていく、濃い内容のお話が沢山聞くことが出来ました。個人的にとても印象に残ったお話は、今のお仕事を脱皮しながら、新しいビジネスをとりに行く!一歩ではなく、ジャンプする!力強いお言葉で、とても心に響く講演になりました。 ありがとうございました!! ドリームロード 桜井道子氏