インタビュー記事No.2(有限会社エイセイ 代表取締役 武川 弘彰さん)
インタビュー記事No.2(有限会社エイセイ 代表取締役 武川 弘彰さん)
中小企業基本法が施行された7月20日「中小企業の日」に、東京中小企業家同友会では年に1度の大イベント「中小企業家サミット」を開催します。
2024年のサミット運営を担当したのは練馬支部も所属する北部協議会、そして実行委員長は練馬支部会員の有限会社エイセイ 武川さんでした。
7月22日(月)サミット開催を振り返り、大役を果たされた武川さんから感想を寄せていただきました。
会社名:有限会社エイセイ
会員名:代表取締役 武川 弘彰さん
事業内容:屋根工事・板金工事
楽しもう 可能性を切り開く仲間との繋がり
2024中小企業家サミットを振り返って
24 サミットを無事に終えることができ、まずはご参加いただいた練馬支部の皆様に心より感謝申し上げます。また、共に実行委員会活動にご尽力いただいた委員の皆様にもお疲れ様でした、ありがとうございましたとお伝えいたします。
実行委員長の役職を打診された際、「ゴーストライターを5人用意していただけるならお引き受けします」と冗談交じりに返事をしたところ、ちゃんと用意すると約束してくれて快くお引き受けすることができました。昨年8月から前担当の協議会から引き継ぎを受け、約1年前から準備を始めました。多くの北部協議会や他支部の皆様にお集まりいただき、「とにかく楽しみながらやりましょう」とスタートした実行委員会でした。委員会の皆さんや特に会歴の浅い委員の会員さんが、一人でも多くの仲間を作り、「実行委員をやって良かった」と最後に思ってもらえるよう、委員長として心掛けました。
最初の顔合わせの時、一人の会員さんが「実はサミットには興味がありません。ただ昨年もやったから今年も委員に任命されてここに来ています」と話してくれました。興味がない理由を尋ねると、「分科会はほとんどが労使見解の話で、社員を雇用していない私には関係のない分科会ばかりだからです」とのことでした。そのような話から生まれたのが、サミット初の個人経営者向けの第5分科会「おひとりさま、いらっしゃい」でした。おかげさまで大盛況となり、関わった個人経営者の委員の皆様も楽しみながら準備ができ、結果に満足していただけたと思います。これを通じて、社内でもいかに社員と本音で話し合うことが重要かを強く感じることができました。
また、委員長として「あれは決めた方がいいんじゃない?」などと言うと、いつの間にかすべてが決まっている状態で、こんなメンバーで会社を作ったらどんな会社ができるのだろうと、ただただ感心するばかりでした。各部門別月1回の会議では、会員の皆様が真剣な意見交換を行い、時には笑い声が聞こえることもあり、楽しみながら準備を進めていました。事務局の皆様や多くの協力者の力を借りて、24サミットは390人の参加者を迎え、大盛況のうちに幕を閉じることができました。関わっていただいた会員の皆様は、新たな可能性を切り開く仲間が増えたと感じていただけたのではないかと思います。
練馬支部の会員の皆様にも、ぜひ支部を超えて北部協議会や東京同友会の各委員に参加していただき、多くの仲間を作っていただきたいと願っております。最後に、5 人のゴーストライターは最後まで私の前には現れませんでした。
(寄稿:練馬支部 武川 弘彰氏)
2024中小企業家サミットのパンフレット
北部協議会 サミット実行委員会のみなさん
記念講演の講師 株式会社EVENTOS 代表取締役 川中 英章氏
第3分科会で社員と一緒に報告する練馬支部 株式会社テイ製作所 代表取締役 田中 和江氏