2024年1月30日 練馬支部 1月例会
株式会社falkさんは、Googleの広告代理店トップ3%のプレミアパートナーになっておられるとのことで、どんな取組をされているのか楽しみにしていました。特に印象的だったのは、木村社長が「お客様の本当のニーズが分かれば、業績はあとからついてくる」とお話しされていたことです。事業は違っても、これが根本なのではないかと思います。また、起業当初のシェアオフィスから自社でオフィスを賃貸し、「固定費を背負う覚悟」が業績向上に繋がっていく展開も、とても参考になりました!
株式会社ソロンコンサルティング
代表取締役 大竹 泰さん
地域経済分析システム RESAS勉強会を開催
練馬支部2024年の活動スタートは、経済産業省の方々を講師にお招きして
地域経済分析システムの勉強会でした。
ITスキルの向上も経営者の大事な学びです。
KKD(勘・経験・度胸)による経営判断も有効ですが、
経済産業省が提供する地域経済分析システム(RESAS:リーサス)を使うと、
ビッグデータをもとに産業構造や人口動態を可視化して、経営への判断材料をプラスできます。
自社の経営にどうデータ活用できるか皆さん真剣に学んでいました。
そして勉強会終了後は、講師の皆様にもご参加いただき懇親会です。
中小企業を支援する施策を推進する方々と、
施策を活用する経営者が直に意見交換できる場はなかなか貴重!
笑いやうなずきがたくさんの、濃い時間をご一緒させてもらいました。
練馬支部では様々な角度から、経営者の楽しい学びを企画しています。
経済産業省の講師の皆様、丁寧なご指導をありがとうございました!
2/28 練馬支部2月例会『おMBA取得の敏腕社長が社員と共に会社と地域の未来を創る』
2024年 練馬支部2月例会
* … * … * … * …* … * … * … * …* …* …* …* MBA取得の敏腕社長が社員と共に会社と地域の未来を創る ~自走する組織が出来るまで~ 報告者:小林一雄氏 メトロ設計株式会社 代表取締役 * … * … * … * …* … * … * … * …* …* …* …* ■日時 2月28日(水)18:30~21:00 ■会場 練馬区民産業プラザ ココネリ研修室1 練馬区練馬1丁目17−1 TEL:03-3992-5335 ■参加費(例会参加) 会員 1,000円(税込) ゲスト 1,000円(税込) ※例会終了後近隣の飲食店にて別途5,000円程度にて懇親会を開催します。 開催3日前からのキャンセルは全額を頂戴しますのでお気を付けください 台東区で道路や水道・駅など、地下鉄を中心とした都市の地下インフラの設計を行うメトロ設計株式会社の五代目社長、現台東支部長の小林一雄さん。 慶応義塾大学卒業後、MBAを取得。自社ビルテナントの借主である専門学校の倒産を機に、シェアオフィス事業やイベントスペースの開設等、東東京のものづくり活性化のために様々な事業に取り組む一方で、「社長が何をしたいのかわからない」と言って退職する社員が現れます。 その後同友会で学び、第39期経営指針成分化セミナー受講後に理念経営を始め、共同求人での新卒採用、共育委員会の社員共育塾の参加等、同友会を幅広く活用されています。 今では経営計画は全社員で作り上げているという小林社長。全社員が自走する組織ができるまでに何を考え、どのように実践してきたか、すべて公開していただきます。 今、自社の組織はどのフェーズなのか、次に打つ手は何なのか。小林社長の経営体験を元に一緒に考えましょう。
2023年12月15日 練馬支部 訪問例会
今回は訪問例会ということで、万難を排して参加しました。工場では、それぞれのお客様に合ったシャッターを人の手で作る、まさに「ものづくり」を目の当たりにして、感銘を受けました。また、社屋の外壁から会議室の壁にも机にもお手洗いにも喫煙室にも、遊び心が満載でした。社長の市川さんは、小さな工夫をこつこつ・たくさん・確実にやる方でした。自らが、誰でも分かる言葉で語り、行動することの大切さを学ぶことが出来ました。
東京北法律事務所 菊間龍一さん
2023年12月6日 練馬支部 忘年会
2023年11月30日 練馬支部 11月例会
職人気質の先代社長から事業承継された、登壇者のテーマに興味を惹かれ参加いたしました。ご報告の最後の方におっしゃていた「人間と人間との関係性が仕事だ!」という言葉が先代の四釜社長から時代が変わっても大切にされていることと感じました。四釜社長は明るく前向きにお話をされていましたが、実際の承継では大変なことも多かったでしょう。会が終わった後に、経営者としても、人生におていも、笑ってゴールを迎えられるように明日からまた頑張ろうと思う、聞き手にそんな感想を抱かせるお話でした。
株式会社ペアブレイブ 代表取締役 臼井晋也さん
1/30 練馬支部1月例会『お客様の真のニーズ追及で業績20倍!!』
2024年 練馬支部1月例会
* … * … * … * …* … * … * … * …* …* …* …* お客様の真のニーズ追及で業績20倍!! ~Googleプレミアムパートナーに選ばれたIT企業の戦略とは~ 報告者:木村誠宏氏 株式会社フェルク 代表取締役 * … * … * … * …* … * … * … * …* …* …* …* ■日時 1月30日(火)18:30~21:00 ■会場 ①練馬区民産業プラザ ココネリ研修室1全面 練馬区練馬1丁目17−1 TEL:03-3992-5335 ②Zoom 当日正午には事務局よりURLをお送りいたします。 ■参加費(例会参加) 会員・ゲスト 1,000円(税込) Zoom 1,000円(税込) ※例会終了後近隣の飲食店にて別途5,000円程度にて懇親会を開催します。 開催3日前からのキャンセルは全額を頂戴しますのでお気を付けください 株式会社フェルクは、恵比寿で主にウェブ広告運用代行、 サイト分析などを行っているIT会社です。 木村社長は前職時代に高い数値目標と闘いながら営業職で勤務していましたが、 ある時お客様に詐欺師と言われた事から部署移動を経て退職し起業をします。 退職前に配属されたウェブ広告事業部では、成果がでれば継続契約に繋がり、 かつお客様も喜んでくれていたため、フェルクでもウェブ広告を事業の柱 として会社を設立しました。 木村社長は設立1期目に受講した経営指針成文化セミナーで 「真のニーズとは何か?」を徹底的に考えた結果、ウェブ広告という 領域だけではお客様の真のニーズを満たすことはできないと感じました。 そこでパートナー企業を紹介することで、ウェブマーケティング全体の サポートを行っていきました。 ニーズを追求したことで顧客からの信頼を獲得し、創業から現在に至るまで 営業マンなしで取引先を増やしてきました。 今では日本で100社程度しか認定されていないGoogleプレミアムパートナーにも 選ばれるウェブ広告代理店となっています。 ウェブといえば「フェルクさん」と頼りにされる会社にしたいと話す木村社長の 未来展望も併せてお話頂きます。
1/19 青年部・練馬支部共催1月例会『同友会「ほこ×たて」模擬裁判』
2024年 青年部・練馬支部共催1月例会
* … * … * … * …* … * … * … * …* …* …* …* 同友会「ほこ×たて」模擬裁判 ~「青年部最強の弁護士軍団」が原告と被告の立場に分かれて対決~ 報告者:青年部最強の弁護士軍団 * … * … * … * …* … * … * … * …* …* …* …* ■日時 1月19日(金)18:30~21:00 ■会場 石神井公園区民交流センター 大会議室 西武池袋線・石神井公園駅 中央口 徒歩1分 東京都練馬区石神井町2-14-1 http://www.nerimatatemonoshakujii.jp/map.html(外部リンク) ※オンライン配信は行いません ■参加費(例会参加) 会員・ゲスト 1,000円(税込) 「裁判なんてうちの会社には関係ない」 そう思っていませんか? あまり意識していないかもしれませんが、事業の経営も法律を前提になされています。 契約に違反すれば法律に従って責任を問われますし、 望まなくても誰かから法的責任を問われることもあります。 今回は、青年部の5名の弁護士が現実に起こり得る事案を題材に主張立証を戦わせます。 そして、グループ討論の末に判決を下すのは・・・みなさんです! 経営をしていれば、いつ遭遇してもおかしくない「裁判」 今のうちに少しだけ体験してみませんか?。
1/12 練馬支部1月練馬塾『ビッグデータを利用しよう!』
2024年 練馬支部1月練馬塾
* … * … * … * …* … * … * … * …* …* …* …* 経済産業省 RESAS講座のご案内 ビッグデータを活用しよう! 講師:経済産業省職員の皆様 * … * … * … * …* … * … * … * …* …* …* …* ■日時 1月12日(金)18:00~20:00 ■会場 練馬区民産業プラザ ココネリ研修室1全面 練馬区練馬1丁目17−1 TEL:03-3992-5335 ■参加費 1,000円(税込) ■講座内容 ・40分「データを活用した中小企業の経営戦略」 ・10分(休憩・講座のためのPC準備) ・40分「RESASを活用した経営環境分析シートの作成」 ・20分「データを活用した中小企業の新規事業」 ※終了後近隣の飲食店にて別途5,000円程度にて懇親会を開催します。 開催3日前からのキャンセルは全額を頂戴しますのでお気を付けください 皆さんは経営計画を立案する際、外部環境情報を どのように収集・分析されていますか? KKD(勘・経験・度胸)も一理ありますが、経済産業省が無料で 提供する地域経済分析システム(RESAS:リーサス)を活用すれば、 ビッグデータをもとに産業構造や人口動態を可視化できるようになります。 ぜひこの機会に触れてみて、活用していきませんか。 今回は経済産業省職員の方々より直々にレクチャーをいただきます。 経営指針成文化や企業変革プログラムの活用を考えている方にも 大変役に立つ講座です。
インタビュー記事No.1(ディーエスピー株式会社 代表取締役 都丸 中さん)
今回はインタビュー記事によるメンバー紹介です。
2023年4月から練馬支部の支部長に就任されたディーエスピー株式会社 都丸 中(とまる あたる)さん、都丸さんの今につながる道のりを組織広報委員がインタビューでお聞きしました。
会社名:ディーエスピー株式会社
会員名:代表取締役 都丸 中さん
事業内容:総合物流業、情報サービス業
誰が見ていなくても自分が見ている!
愚直に実直に、他人(ひと)を思う気持ちを大切に!
今年度から東京中小企業家同友会練馬支部支部長に就任したディーエスピー株式会社(以下DSP)社長の都丸中さん。DSPは埼玉県志木市で2002年に設立、現在23期を迎えた物流企業で、都丸さんは創業者である。
都丸さんの創業に至るまでの道は舗装された道ではなかった。その道は都丸氏というブルドーザーが切り開いていった道である。このブルドーザーのエネルギーは何だろうか?と探っていった。
都丸さんは高校を中退し、喫茶店の厨房、警備員、バーテンダー、酒屋の配達…とありとあらゆるアルバイトをしながらフリーターを謳歌していたと語る。22歳の時、友人から「そろそろ定職に就いたらどうか」と小規模の梱包運輸会社を紹介された。それが現業の原点だ。しかし2年経たずにバブル崩壊の影響もあり退職を余儀なくされる。就職活動で10社程の会社に履歴書を送ったがすべて書類選考で断られた。「そりゃそうですよね。親の敷いたレールを走りたくないと反発して高校を中退しちゃったんだから」と苦笑。
悔しさをバネに、トラック運送をしていた経験から50社に飛び込み営業をした。名刺も持たず、あるのは若さとやる気のみ。何度も行くうちにある会社の取締役から「変な奴に会ってみたい」と。会うと「君面白いね。こんな仕事があるけどやるか」と言われ、慌てて商用車を買った。『勢い』が人の心を動かした。「白ナンバーの潜りですよ。今なら許されませんね。時代が時代でした。人を可愛がる風土がありました」と都丸さんは語る。個人事業の運送業がスタートしたのだ。
配送の途中で営業をかけた大きな配送センターから大きな仕事が取れたりと、仕事がどんどん増えて調子に乗った。倉庫を借り人も雇って仕事は順調かと思ったが、6年後30歳の時に資金繰りはギリギリまで追い込まれた。原因は大きな会社から仕事を取った事で、閑散期は大赤字になり、サラ金、闇金から借り入れてしまったのだ。最終手段で父親に泣きついたが、父親からは断腸の思いであっただろうが「親子でもお金については他人だ。自分で何とかしろ」と言われた。「悔しかったですよ。でもお金の厳しさを教えてくれて今は感謝しています」と。悔しさをバネに昼は宅配業、夜はコンビニ配送でと、睡眠時間2時間の生活を2年間続けた。その中で知人から夜の冷凍食品配送の仕事を紹介され、この仕事の単価は高かったおかげで借金を完済できた。そしてある程度蓄えた資金を元に32歳の時に晴れて法人化した。苦しかった当時のご縁は今でも恩返しをしながら大切に守っている。都丸さんの信条は「誰も見ていなくても自分が見ている」。約束は絶対守り心を込めて仕事すると、愚直に誠実に仕事をこなしていった結果である。父親のDNAだと言った。「父は筋の通らない事を嫌い、他人に迷惑を掛けてはいけないと地域を思う仕事をしていた人でした」と、この愚直な誠実さが、現在のDSPの行動指針に生きている。その行動指針には「誠実・創意・挑戦・こだわり・実践主義」とある。
2002年に法人化し、運送業に加え、流通加工業、情報サービス業と事業の拡大を図っていった。目の前の売上に必死だった。ダイレクトメールの仕事でパートも雇い場内仕事も始まった。しかし、2005年の郵政民政化法案の影響、下請法も無いその時代、理不尽な遡っての値下げ要求も呑まねばならず、悔しい思いをした。運送にはやんちゃな子もいて警察に呼ばれる事もあった。営業も現場も独りで必死に頑張った。しかし、いつしか初心を見失っていた。
「丁寧な配送、荷扱いも運転も接客も丁寧で、運送業界のイメージを変えよう」という思いで、ディー・エス・プロポートという社名の有限会社から始まった会社である。その後ディーエスピー株式会社となった。DSPは、Direct Service & Professional Support Companyから来ている。
「俺が俺が」が出てしまった。「俺の為」「規模だ」「昔のあいつを、あの会社を見返してやる」とどんどん突き進んでいくが、誰も付いて来ない。そう気がついた。2013年頃から、売上はどんどん上がるが利益が出ない。社員は疲弊していった。この時に中小企業家同友会に出合った。そこで少しずつ価値観が変わった。
2017年「僕がいけなかった。本当はこんな会社にしたい」と改革を始めた。「なんかそれっていいですね。やりましょうよ」と最初はたった3人の社員が理解を示してくれた。都丸さんは、社員の顔が見える会社にしたい、会社があるのは皆のおかげ、皆で決める事を増やそうとやっていき、少しずつ会社が変わり始めた。結果として売上が2倍、利益額が10倍になった。
会社が大きく変わるきっかけとなったのが東京中小企業家同友会に入会し、経営指針成文化セミナーを受講したことである。その中で原因は自分にある事に気づき、初心を取り戻した。社員共育研修にも社員と共に参加を続け、個々の持ち味を生かしながら経営計画や部門目標を社員が設定する等、共に輝き合うことを目指した地道な改革を続けている。「本当に少しずつ、少しずつです。厳しくも長い道のりでした。その分これからが楽しみ」と軽やかな笑顔で語った。
社員の方々の輝く笑顔溢れたホームページにリニューアルしたのは2021年だそうだ。素敵な笑顔に出会うホームページを是非訪問していただきたい。
東京同友会練馬支部長としての思いはこちらから動画でご覧ください。
(文責:練馬支部 組織広報委員会 内田 勲 桜井 道子)